大成学園 地域クラブ
大成学園 地域クラブの設立について
設立の背景
◆ 国（スポーツ庁）や県（教育委員会）においては、公立中学校・義務教育学校における部活動のうち休日の部活動の指導を地域のスポーツ・文化団体（「地域クラブ」）に移行する改革が進められています。
◆ 国においては、令和４年12月に地域クラブの在り方等に関するガイドラインを策定し、「学校部活動の地域連携や地域クラブ活動への移行に向けた環境整備」について方向性を示し、令和5年度から地域の実情等に応じて可能な限り早期の移行実現を目指し、地域スポーツ・文化芸術環境の整備のための取り組を重点的に進めることを求めています。
学園としての対応
◆ 本学は女性のキャリヤ支援や看護師、保育士の養成機関として看護や保育の分野で時代時代に応じた地域で活躍できる人材の育成を行なうとともに、高校においてはバレー部、卓球部、吹奏楽部などの部活動を通じ生徒のスポーツ・文化芸術活動に取り組める環境整備を行なってきました。
◆ 一方で、本学の生徒が主に通学する県央地域においても中学校の部活動の中にはチームが組めない、生徒の希望する部活動がない、専門的な指導を受けることができないなどの事例が増加しています。
◆ このような状況を踏まえ、本学においても時代の要請を受け、地域とのつながりをさらに深め地域に貢献できる学園として地域クラブを設立し、地域の中学校の部活動の地域移行の受け皿を目指すこととしました。
地域クラブの概要
【基本的な考え方】
① 運営団体
・運営団体は大成学園です。
② 所管部門
・国への事前協議、県との協議調整、金融機関の口座設定、会費徴収システムの導入など地域クラブ設立までの対応は法人本部が行い、地域クラブ設立後の運営管理は短大（事務局）が行っています。
③ 活動クラブ（令和６年９月現在）
・バレーボール、吹奏楽、スキー、卓球、ダンス、バスケットボール（予定）、クッキング（予定）
④ 対象生徒
・原則 中学１年〜３年生 （※ クラブによっては小学校高学年から参加できます）
⑤ 会費
・４,000 円程度/月 （※ 収支状況を踏まえ変更する場合もあります）
⑥ 活動日
・休日における活動を基本としますが平日の活動についても、各クラブの状況を踏まえ活動日に加えています。
⑦ 活動場所・備品の提供
・地域クラブの活動は公共施設及び本学園の施設（短大及び高校の体育館、スタジオ、各種教室等）を提供して行っていますし、活動に必要な備品、楽器等は可能な範囲で貸与します。
⑧ 指導者
・地域クラブの指導者は外部から招聘することを基本としていますが、本学園の高校の部活動指導員や顧問と指導方針やクラブに参加する生徒の活動状況に関する情報の共有を行うとともに生徒や保護者等への連絡調整、説明を丁寧に行うなど、緊密な連携を図るものとします。
⑨ 保険への加入
・地域クラブ活動は、学校部活動と異なり災害共済給付の対象外となるため、スポーツ安全保険(文化芸術活動を含む)など けが等を補償する保険や個人賠償責任保険などへ加入します。
⑩ その他
・質問や問い合せについては、茨城女子短期大学事務局までお願いします。
各クラブの活動状況（現在作成中）
コスモス吹奏楽アカデミー：吹奏楽
「コスモス吹奏楽アカデミー」は、2023年12月に吹奏楽の演奏技術向上や楽しさを伝えるために発足しました。
＜活動など＞
・令和６年現在、県央地域の中学生約100名が所属しています。学校の部活動に加え、月２回ほど大成女子高等学校で練習に励んでいます。
・令和６年６月23日（土）には、ザ・ヒロサワ・シティ会館（県民文化センター）で、水無月コンサートを開催し、全9曲を発表しました。
TGC eclat（大成学園クラブエクラ） ： バレーボール
・2023年5月より発足
茨城ジュニアスキークラブ ：スキー
・2023年10月より発足
コスモス・ダンス・アカデミー ： ダンス
・2024年7月発足
