保育科の2年生は,現場の視点を学び教科・保育内容等の指導力を身に付けていくために「教職実践演習」という科目を履修しています。
本日は,テーマ別学習(それぞれが自分で必要性を感じているもの・学習が不足していると自覚しているものを3つのテーマの中から選択)の2クール目でした。その中の2つのテーマについて報告します。
<身近な自然に関心をもち,子どもの気持ちになって遊んでみよう>では,泥団子作り。黒土をこねて…丸めて…寝かせて……光る泥団子を手にした学生は,子どものようにはしゃいでいました。泥の感触を味わいながら,子どもの気持ちを味わった経験が,これからの現場での生活の役立つことでしょう。
<幼児理解と評価(指導計画の考え方,書き方を含む)>では,大成学園幼稚園の遊びを参観・記録し,記録の生かし方を考えました。全体を見る目、一つの遊びを見る目、そして一人一人の育ちを見る目、保育者にはいろいろな視点が必要なことを実際の観察を通して学びました。まとめとして、「もし、今日の遊びの様子を家庭に伝えるとしたら…」と、担任になったるもりで連絡ノートに書いてみました。
「今日はHくんは、一生懸命大縄で遊びました。たくさん跳ぼうと何回も挑戦して12回も跳べるようになりました。跳べたときには、「はあー」と安心して大きな息をつき、満足そうな顔をしていました。私もHくんのがんばっている姿を見て、とても感動しました。」
生き生きと遊んでいたHくんの様子が伝わってきますね。
4月からの現場で生かしてほしいと思います。
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