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校歌

校歌

大成女子高等学校 校歌

金子 彦二郎 作詞
萩原 英一  作曲


1.
名君賢佐 万代に
遺しし著き 功業に
こもれる精神 承けつぎて
勉めはげまん もろともに

2.
水明山紫 名にし負う
常磐が丘に 色添ふる
操の松を 鑑にて
勉めはげまん もろともに

3.
誠実協和 勤勉の
道ふみわけて 末つひに
大成の名を 誓ひつつ
勉めはげまん もろともに

校歌について

1929年(昭和4年)3月8日校歌が制定されました。
歌詞は東京高等師範学校教授金子彦二郎氏に依頼してできたものです。同氏は国文学の教授で特に「白氏文集」の研究に大きな業績を残され、東京女子高等師範学校、学習院女子部、東洋大学などで教鞭をとられ、1958年(昭和33年)70歳で逝去されました。創立者額賀三郎先生は金子先生と親交があり、先生の編集による国語の教科書を採用され、水戸で講演会を開いたこともありました。そのような関係で作詞をお願いしたものです。
また、作曲は金子先生の友人で東京音楽学校の教授であった萩原英一氏にお願いしたものです。
水戸学の精神を承けつぎ、美しい自然の中で貞節の心を養い、特に「誠実・質素・勤勉」の実践目標を掲げ、大成の名において勉め励もうという本校の教育精神を明らかにし、生徒が朝夕愛誦することとしたものです。
この「誠実・質素・勤勉」の実践目標は校訓として定められ、本校の教育方針を端的に示すスローガンとしてかかげられました。校訓はその後、高校時代になり時勢の進運を考慮し、質素は誠実の中に包含して考えることとし、新たに協和を加えて「誠実・協和・勤勉」という現在の校訓が定められ、校歌の3番も校訓に即して改められたのです。

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