1月11日、日本赤十字茨城支部より救急法の指導員の先生をお招きして、看護科2年生が救急法の短期講習を行いました。蘇生ガイドラインに沿って、心肺蘇生とA E Dの使用法を学び、傷病者を発見した時の対処法や、胸骨圧迫の方法などを体験しました。
「講習を通して、心肺蘇生を行う前に周囲や傷病者の状態確認をすることが大切だと学ぶことが出来ました。また、胸骨圧迫の中断は10秒以内に収める必要があるため人工呼吸は10秒以内に行わなければいけないこと、AEDを使用する場合でも胸骨圧迫は止めず、心電図解析・ショックを与える時のみ、傷病者から離れることも学ぶことが出来ました。」
「私は今日の講習を受けて学んだことが2つあります。 1つ目は、救急救命処置は看護と同じだということです。 観察で始まり観察で終わることや、周りの人と声をかけ合いながら協力しないと傷病者の命を救うのは難しいと思いました。 2つ目はAEDの使い方や心配蘇生の実技です。 基礎看護の授業では知識を学ぶことができましたが、AEDのパッドをシワなく貼ることや、胸骨圧迫をするときの体重の掛け方、体力をなるべく消耗しないようにする方法など、実際にやってみようとすると思っているより難しく、訓練だとしても、人の命がかかっているという責任を感じました。」
「講習を受け、心肺蘇生法を実践してみると、思ったよりも力が必要で、周りの人との関わりが大切であると知りました。万一の場面に直面することがあったら、自分から助けに行くという意識を持ち、慌てることなく心肺蘇生法を実施したいです。」
「心肺蘇生をする時には、地面と腕を垂直にして胸骨圧迫をしたり、肩幅よりも少し広く足を広げ、人工呼吸をする際の動線をスムーズにすることが大切であるということを学びました。そのため1年生の時に習ったボディメカニクスを活用していくと良いと思いました。また、どんな時も被害が大きくならないように安全の確保、的確な声かけ、正しい知識や技術、周りの人との協力が必要不可欠になると感じることができました。」
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