クレヨンから鉛筆へ
午睡がなくなったぞう組さん。ぞう組さんの教室はシーンとしています。のぞいてみると、皆真剣に鉛筆をもち、線をなぞっています。もう就学準備が始まっているんですね。ちょっと見せてもらいましょう。
小学校では、自分ですることがたくさん増えます。ランドセルの開け閉め、教科書やノートを授業ごとに出して、しまって。掃除の時間では雑巾も絞ります。最初は難しくても、だんだん自然にできていきます。
ぞう組さんが始めた文字の練習も、ゆっくり楽しく取り掛かります。
①まず、きちんと座ること。
②鉛筆になれること。
この二つがとても大切です。
絵に書き順はありませんが、上から下、左から右と文字は書き順があります。間違っても最初からしっかりした指導はせず、書けそうな文字から取り掛かる方法もあります。「あ」と「い」では「い」の方が自信がつきますね!
先生たちも、止め・はね・はらいではなく、「ボールのように丸くしてみて?」「そこはシュッとほうきを履いて」「キキーっと止まって」というように楽しく、お話しするように指導していきたいと思います。
ご家庭で園児が練習している時は、書き順や文字の形の上達をたくさん褒めてあげてくださいね。
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