年長組52名の園児達がクラス毎に、礼法指導を受けました。初日(第一日目)の指導内容について、ご紹介致します。はしめは緊張し、体も固くなっていた様子も見えましたが、お優しい声でお話なさる、先生のご様子に緊張も少しずつ溶けてきたようです。
講師 小笠原流礼法 茨城県同門会会長 猪野 嘉久 先生
椅子に腰掛ける:椅子に腰掛けるときや立つ時は、上体が前後に動かないようにします。両足を揃えます。手は、揃えて前に置きます。背筋を立てます。顎を引きます。椅子の背もたれに寄りかかりません。
床に座る:正座するまでに、前の動きがありますが、なかなか難しい様子です。上手に出来るよう練習して身に付けていくことが大事だと思います。最終的には、このように奇麗に座ることができました。
立ってのお辞儀:正しい姿勢を保ちます。頭は胴体に据えたまま体を腰から曲げていきます。
座ってのお辞儀:背筋を伸ばした正しい姿勢で、まっすぐに正しく座ってお辞儀をします。手は、上体を屈体することにより、自然についていきます。床についた両手の指先、人差し指と親指でてきた三角形の真上に鼻がきます。
歩き方:正しい姿勢が基本です。呼吸に動作を合わせていきます。美しい歩き方に繋がります。難しい様子でした。左向きに方向を変えるときには、その進行方向に左足を直角に運んで曲がります。
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