立派なカマが自慢のカマキリ!!
今回は自然界の不思議なお話🤓
春に園で生まれたカマキリでしょうか??いなだこども園の周りでは大きな鎌を振りかざすカマキリにたくさん出会います。『みんな来てぇ!!』ぞう組の男の子たちが集まって何かを発見した様子です👀‼️
※この先、寄生虫の画像を載せてます。苦手な方は注意して閲覧してください⚠️
捕まえたカマキリのお尻から何やらニョロっと出てきたモノ・・・・。何だか知ってますか??一見ミミズにも見えるこの生き物🪱『ハリガネムシ』という生き物なんです。その体はハリガネのように硬いのに、体をウニウニとくねらせます。カマキリの体の倍以上の長さもあるんです。実際こちらのカマキリからは3匹も出てきました!!寄生されていたカマキリはその後死んでしまいました。ハリガネムシはカマキリに寄生する寄生虫で、夏の終わりから秋にかけて宿主(カマキリ)から脱出して水中で越冬するそうです。
ということで、カマキリから出てきたハリガネムシを水槽に入れてみることにしました。マイナス30℃でも死なないとうハリガネムシ。水の中では体が柔らかくなるそうです。何匹か絡まっているように見えますよね。何してるのだろう??一体餌は何だろう??どうやってカマキリから出てくるんだろう??子どもたちの謎は深まるばかりです。
立派なカマを持ち、昆虫などの獲物を食べる肉食性の昆虫カマキリ!!昆虫の世界でも恐れられている彼らに寄生して洗脳し、その命までも奪うハリガネムシとは。。。自然界では、なんとも言えない連鎖があるんですね。ハリガネムシはメスのカマキリに寄生することが多く、特に『ハバヒロカマキリ』に多いそうです。今回の一件をかわいそうと思うか、すごいなぁなどと思うかは人それぞれの感性で異なりますが、こうした光景を間近で見た経験は子どもたちの心に大きく残ったと思います。自然は人間の苗床・・・自然体験こそが子どもを育てる土壌です。これからも、たくさんの自然に出会えますように・・・♡
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