春、年長組から引き継いだかぶと虫の幼虫をくま組さん、きりん組さんが毎日お世話してきました。
「ようちゅうげんきかな?」「わぁ!おおきい!」「いっぱいだ!」大きく育った幼虫を見て子どもたちは大興奮!!
「つちにあながあいているよ!」「なんでだろう?」穴があいていることを発見した子どもたち。
「つのってどうなっているのかな?」不思議に思うことがあると図鑑を広げて自分から調べたりしました。
幼虫が育つようトイレットペーパーの芯でおうちを作ってあげると、次はさなぎになりました。
子どもたちは、「つのがあるからオスだね」と成虫になるのを楽しみにしていました。
土の中にいる幼虫が乾かないように、毎日霧吹きでお水をかけ土の管理もしました。「ぼくもやりたい!」「じゅんばんね!」と友達との関わり方も学んでいきました。
みんなが育てたかぶと虫がついに成虫になりました!みんなは興味津々でえさのゼリーを交換しています。
木の上を力強く歩くかぶと虫が触りたくて指を出していますが、「つのがかっこいいけどちょっとこわい」と初めてのかぶと虫にドキドキでした。食いしん坊なかぶと虫なので、えさを1日2回あげました。
命と向き合い触れあった子どもたちは、これからのかぶと虫の命について考えました。お別れは寂しいけれど「しぜんがいちばん!」とかぶと虫を自然に返すことにしました。「いままでありがとう」とかぶと虫とさようならをしました。
4月から5ヶ月間変化していくかぶと虫に触れ、生命の不思議さや尊さに気づいた子どもたち。変化する自然の面白さを体験しながら、優しい気持ちや命の大切さ、責任を感じ関わることができました。
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